TIPS
モンスター400のエンジンのリフレッシュ
2003年8月20日
モンスター400にビッグボアのシリンダーを組み込む作業です。日帰りで作業でなくついでにヘッド周りもリフレッシュさせます。
オーバーホール前
オーバーホール前
タンクなど取り外し
シリンダーヘッドを分解する為にタンク、マフラー、バッテリーボックスなどを取り外します。モンスターフレームはこの状態でシリンダーの取り外しが可能です。
シリンダーヘッド
真っ黒いシリンダーヘッド。カーボンが蓄積しています。10000Km走行したリヤヘッド
ピストントップ
ご覧のようにカーボンがべったりです。
フロントのヘッド
フロントはまだ燃えています。でもシート周りはバルブとのあたりが悪いです。
シリンダー
10000Km走行してもさすがメッキシリンダー!とてもきれいです。
74.5mmのピストン
現在販売されているドゥカテイのラインナップで最小のピストン
バルブを取り外したヘッド
バルブ、バルブシートのあたりがとても悪いです。大抵ヘッドを分解するとこんな具合です。このヘッドもクローズのシムのクリアランスが大きかった。
バルブフェイスカット
バルブに付着しているカーボンを取り除く。あたり面の表面にカーボンが食い込んでいるので表面をリフレッシュ!
カーボンを取り除く
カーボンを取り除きバルブとシートのあたりを付けた組み込み前のヘッド。ドゥカテイの2バルブのシートカットされた後は45の面だけがでべそのようになっている。必要なときだけ面を削るとゆうよりも薄皮をむく。ここが1番肝心な所。
シム調整
シム調整をします。私はクローズ側両方ロッカーを装着して進めます。
シムセット
これは2バルヴの8mmステムのシムセットです。
シム調整
クローズ側が終わればオープン側のロッカーを装着して調整を進めます。
シム調整
インとEXのオープン側の調整が終わりました。後はバルブ、バルブのクリアランスや装着状態での圧縮漏れなどがないか確認して終了です。
80mmピストン
これから組み込むピストンです。バリなどないか確認します。
ピストンクリアランス
ピストンの寸法を計測してシリンダーボアとのクリアランスを算出します。リングの合口などもついでに確認します。
シリンダーヘッドの取り付け
ハイトを確認後シリンダーを取り付けヘッドを装着。トルクレンチにて規定トルクで数回にわたり締め付ける。
ベルトテンション
最近のベルトの締め付けは専用の工具でヘルツで管理する。