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Ducati Montjuich
2003年7月 7日
1986年バルセロナの丘の名前であるモンジュイと命名されたパンタモデル最高峰のモデル。カタログスペックではなんと95PS!!車重はノーマルモデルのパンタの175Kgに比べ18Kgも軽い157Kgである。NCRの7番と呼ばれるレーシングカムシャフトと同じモンジュイカムを装着。アイドリングが不安定だが回転を上昇させカムに乗ってくるとライダーを魅惑の世界に導いてくれる。200台の限定生産で129台がなんと村山モータスを通じて正規に日本に輸入され現在も収まるべきところに収まり程度の良い車両が市場に出回ることはごくごくまれである。この車両は当時装着されていたインターミディーと呼ばれるFに12/60-16 Rに18/67-16のタイヤを履いたまま休眠していたものである。バックミラーの取り付け穴すら開いていないカウルなど当時を思い知ることができるオートバイである。
Ducati
カジバの象さんマークのドゥカテイステッカー。現在貴重品か?
アクロンマービック
モンジュイのアクロンマービック。サンタモニカなどのものと違いオフセットされて固定される。4.25サイズのリムに18/67-18のミシュランインターミディーを履く。リヤブレーキは260mmのブレンボフローティングローターを装備する。
リヤ周り
リヤ周り。カウルより飛び出したすてーやフレームを改造したりするものも多い。
メーター
F11型の日本電装のメーターを装着せず見慣れたべリアめーたーを3連装する。
シリアル
モンジュイのシリアルナンバー
ドゥカテイメカニカ
多分日本で製作され村山モータースさんにて装着された七宝焼きのマーク。一連のシリアルなんばーが刻まれる。平行輸入車には装着されず。
デロルト
750ccにして40mmのデロルトキャブを標準装備。モアパワーを求めマロッシ41や42.5パイを装着する人も。
ベルリッキ
リヤアームはベルリッキのアルミスイングアームを装備。400SSジュニアなどのものと異なる。表面を良く見て欲しい。ぶつぶつがあるように見える。これはモンジュイのみマテリアルが違いマグネシウム合金を使用することによる。合わせて全長も他のモデルと異なる。
マフラー
コンペテション用のEXシステム。0.8mm厚のブラックメッキされたベルリッキ製EX1番パワーは出るのではないだろうか?でもそれに伴い音量もかなりのものである。